特徴について

「ブランド牛」には全国共通となっている明確な定義のようなものはありません。各地域のブランド牛に関わる団体によって、それぞれの基準を持って定められています。「ブランド」と呼ばれるにふさわしい特別な品質を持っている牛肉だということは確かです。産地や血統、育て方や格付けなど、厳しい基準をクリアしたレベルの高い和牛だけがブランド牛とされています。

ブランド牛といえば、松阪牛・神戸牛・近江牛の日本三大和牛が有名です。日本には300種ものブランド牛が存在しているので、いろいろ食べ比べてみてお気に入りを見つけてみるのも楽しいでしょう。

(株)田中精肉店では九州のブランド牛、長崎和牛を取り扱っています。精肉店ならではの品質の和牛をぜひ味わってみてください。贈答用牛肉のお取り寄せを検討している方は、ぜひ(株)田中精肉店をご利用ください。

どんな種類がある？

ブランド牛とは、約30ヶ月間という時間をかけて丹念に育てられた特別な牛で、その肉には凝縮した旨味がギュッと詰め込まれています。全国のブランド牛は300種を超えていて、本当に美味しいお肉を選ぶのは難しいでしょう。特別な味わいであるブランド牛は、普段の食事ではなかなか食べられないかもしれません。ブランド牛を購入する際は、予算や用途に合わせて最高のブランド牛を選びたいものです。

長崎和牛のほかにも多くのブランド牛があります。その一部をご紹介しましょう。

神戸牛

但馬牛の中から厳しい審査をクリアして、はじめて但馬牛は神戸牛と名乗ることが許されます。但馬牛とは兵庫県産の牛のことをいい、古くから代々血統を守り続けています。海外のメディアからも広く知られて注目されており、ハリウッドのセレブにも多くの愛好家がいます。神戸牛を名乗るための高いハードルは、但馬牛であることは当然として、お産の経験がなく、または去勢していて、歩留等級がA・B以上であることなどが挙げられます。神戸牛は出荷頭数が少なく、販売を許されたお店のみ販売できます。

松坂牛

松坂牛といえば、誰もが知っている有名なブランド牛といえるでしょう。松坂牛は日本三大和牛の一つともいわれ、日本だけでなく、世界中で人気を集める有名ブランド牛でもあります。松阪牛の特徴は、芸術品ともいえるきめ細やかな霜降りと肉質です。舌触りがよい柔らかさは、一度味わうと病みつきになりそうです。

但馬牛

但馬牛とは、兵庫県で飼育された黒毛和牛のことをいいます。実は但馬牛は、神戸牛だけではなく松阪牛や近江牛などの血を引いていることでも知られています。但馬牛は、もともとは水田耕作用の牛として飼われていました。旨味や脂質が評価されたことでブランド化した牛なのです。但馬牛は兵庫県北部の地形が険しい場所で育てられたということも影響し、余計な脂が少ないので肉質が抜群によく味に深みが感じられます。

飛騨牛

岐阜県の飛騨地方で飼育された黒毛和牛を、飛騨牛といいます。飛騨牛と名乗るためには、いくつもの審査があります。まず、黒毛和牛であること、14ヶ月以上を岐阜県で飼育していること。飛騨牛は等級が3未満であれば飛騨和牛という名称に変わります。厳しい審査を通過した飛騨牛のバラ色のような美しい赤身や脂身、火を通した瞬間にとろける肉質は感動的です。

米沢牛

米沢牛は、山形県米沢市で飼育された黒毛和牛です。その中でも、出産経験のない牛または精巣を取った牛、3等級以上の肉質であることなど、厳しい審査を通過したものだけが米沢牛と名乗ることができます。米沢牛は厳選されているからこそ、肉に臭みがなく、霜降りはきめ細い味わいが楽しめます。口のなかに入れるととろけるような舌触りが米沢牛の魅力といえるでしょう。松坂牛・神戸牛・近江牛の三大和牛に肩を並べるほどです。肉質は抜群で、あっさりとした味わいが特徴的なので、脂分が強いお肉は苦手な方にもおすすめです。

近江牛

近江牛は、松坂牛・神戸牛とともに日本三大和牛の一つとされています。近江牛の歴史は長く、400年以上も前から存在していたといわれます。それほどまでにブランド牛としての地位だけでなく、歴史も確立しているのです。しかし、実際に商標登録されたのは2007年なので、これは畜産業者や販売店の努力の結果といえるでしょう。近江牛は松阪牛と比べてお手頃な価格で購入できるので、気軽に食べやすいブランド牛です。霜降りのレベルの高さや、とろけるような美味しさを、ぜひ味わってみてください。

(株)田中精肉店では九州のブランド牛、長崎和牛を取り扱っています。高品質である長崎和牛は、家庭用はもちろん、大切な方へのギフトにもぴったりです。

長崎和牛とは

長崎県は複雑な海岸線が特徴の半島や離島からなり、「長崎和牛」とは、長崎和牛生産者登録制度に登録した生産者が肥育を目的として生産した和牛の総称です。夏は涼しく冬は暖かい、恵まれた長崎の自然環境の中で、1頭1頭の牛が丹精と愛情を込めて育てられています。

肥育農家は、繁殖農家から子牛を買うと出荷の時期となる生後27〜30ヶ月齢までの間、牛舎で飼育します。この時期に与えられるエサや、飼育環境が肉質に影響するといわれています。肥育農家で成長する時期は長崎和牛としての味わいが決まる大切な期間なのです。

赤身には肉本来の旨みがあり、脂身がまろやかな味わいで絶妙なバランスを保っています。柔らかな食感とジューシーな脂の口溶けは、長崎和牛の魅力です。厚切り肉で食べるならステーキなどでシンプルに素材の味を楽しみ、薄切り肉で食べるならしゃぶしゃぶやすき焼きなど、肉の旨みをたっぷりと味わってみてください。

長崎和牛を購入できる通販サイト

長崎和牛は、長崎県にお住まいでなくてもお取り寄せして自宅で食べることができます。長崎和牛を購入する場合には、長崎の精肉店「(株)田中精肉店」の通販をご利用ください。ブランド牛である長崎和牛のほかに、お得なお肉のセットや、贈答用に人気のカタログギフトもあります。

直営の通販サイトのほか、楽天市場にも出店しています。贈答用はもちろん、家族の誕生日や記念日の食事に、また自分へのご褒美にもブランド牛「長崎和牛」をお取り寄せして味わってみてください。